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平成10年 3月 教育経済常任委員会−03月03日-01号

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  1. 茅ヶ崎市議会 1998-03-03
    平成10年 3月 教育経済常任委員会−03月03日-01号


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    平成10年 3月 教育経済常任委員会−03月03日-01号平成10年 3月 教育経済常任委員会 平成10年3月3日 教育経済常任委員会 1 日時   平成10年3月3日(火曜日)午前10時00分開会                 午後2時2分散会 2 場所   全員協議会室 3 出席委員   岸(芳)・日下の正副委員長   法華津・中嶋・加藤・高森・中田の各委員   根岸議長 4 説明者   山之井助役、清水総務部長久保市民経済部長天野保健福祉部長、   安池都市計画部長守屋行政課長浦財政課長一石納税課長
      竹森市民生活課長小西市民課長新倉農政課長三沢商工観光課長、   内田小出支所長佐藤福祉総務課長竹井障害福祉課長片野都市計画課長、   金子農業委員会事務局長渡邉教育長伊勢田教育総務部長伊澤指導担当参事、   鈴木社会教育部長大八木教育総務課長青木学務課長大瀬指導課長、   伊藤教育研究所長金子社会教育課長、三橋青少年課長木村体育課長、   北川図書館長 5 事務局職員   加藤次長、岩崎主幹、安藤書記石田書記 6 会議に付した事件   (1) 議案第4号 平成10年度茅ヶ崎市一般会計予算所管部分   (2) 議案第5号 平成10年度茅ヶ崎市競輪事業特別会計予算   (3) 議案第9号 平成10年度茅ヶ崎市3市1組合共催川崎競輪事業特別会計予算               午前10時00分開会 ○委員長(岸芳雄) 教育経済常任委員会を開会する。  本日の案件はお手元に配付の日程のとおりである。  これより審査に入るが、先日、委員の皆様に配付した当委員会予算審査要領に従い審査を進めていくので、よろしくお願いする。  なお、予算議案については2月17日開催の議案説明会において提出予定議案の説明が行われたので、議会運営委員会での確認のとおり、委員会での説明は省略し、質疑より入る。  お諮りする。  傍聴の申し出があるので、これを許可するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、許可する。  議案第4号平成10年度茅ヶ崎市一般会計予算のうち本委員会所管部分を議題とし、第1条歳入歳出予算中歳出より順次審査を進める。  款2総務費、項1総務管理費のうち目12支所費、60ページから63ページまで、目19駐車場管理費及び目20市民窓口センター費、66ページから69ページまでの2目並びに項3戸籍住民基本台帳費、72ページから75ページまでを一括して質疑を受ける。 ◆法華津真理 委員 新しくトラストビルの下の方に駐輪場ができるが、それに伴って北口側の今ある駐車場と、それぞれの利用率をどのように見込んでいるか。 ◎市民生活課長 現在、茅ヶ崎駅北口自転車駐車場は、今回トラストビル地下に新栄町第3自転車駐車場を設置しているが、現在のところ、第3自転車駐車場を除き、3カ所の自転車駐車場については82.8%の利用率である。今後、放置自転車等の解決に向けて大いにここを利用してほしいと考えている。 ○委員長 他になければ、次に移る。  款3民生費、項1社会福祉費のうち目3社会福祉施設費、86ページから87ページまで並びに目7交通安全推進費、90ページから93ページまでの2目を一括して質疑を受ける。 ◆中嶋晧夫 委員 87ページの防犯灯設置事業費は、何灯分の予算か。 ◎市民生活課長 60灯分である。 ◆中嶋晧夫 委員 各地域からの要望に対しての割合はどのくらいになるか。 ◎市民生活課長 平成9年度は各自治会からの設置要望数129灯に対し設置数は65灯で、50.4%である。平成10年度においては60灯分を予算計上したものである。 ◆中嶋晧夫 委員 10年度も要望についておよそ50.4%程度の設置率になるのか。 ◎市民生活課長 各自治会から挙がってくる中で、実際のところ必要数というのは、最小限度という中で出していただいている。そういう中で、予算の範囲内で実施している。 ◆中嶋晧夫 委員 防犯灯の設置については結構要望が多いだろうが、要望しても待たされて、なかなか設置されないという状況もあるやに聞く。市を待っていたらいつになるかわからないから、もう自治会で、自分たちで立ててしまおうという状況も二、三聞く。これは市の事業だから、管理等も考えると困ると思うが、どう考えているか。 ◎市民生活課長 平成8年度から自治会より防犯灯の移管を受け、現在、市で維持管理、自治会で保守管理をしていただいているわけで、市の事業として実施計画に基づいて、要求のあるところに設置していくという考え方である。 ◆中嶋晧夫 委員 自治会が勝手に立てたりすることはいけないという解釈でよいか。 ◎市民生活課長 そのとおりである。 ◆中嶋晧夫 委員 防犯灯を早く、しかも多く立ててほしいという要望があると思う。予算面でもう少し配慮して、設置率を高めていこうという考えはないか。 ◎市民生活課長 夜の防犯、交通安全を推進する上で、当然、危ないところは順次実地に見ながら設置している。今後もよくパトロールしながら、必要性の高いところから設置していきたいので、よろしくお願いする。 ◆日下景子 委員 90ページの交通安全推進費、06交通事故見舞金について、説明でも、交通共済が廃止になったために見舞金でやっていくと伺ったが、この予算の見舞金の見込みというのはどのように立てたのか。 ◎市民生活課長 前年4月から翌年3月31日までに事故に遭った方々の見舞い請求が翌年に占める割合は約40%ある。したがって、平成8年度の実績に38%を掛けた額、1500万円を負担金補助及び交付金で見込んでいる。 ◆日下景子 委員 その後は、11年についてはもうなくなっていくということでよいか。 ◎市民生活課長 10年度でほぼ終了すると思うが、遡及期間が2年間ある。長い交通事故の治療等にかかる場合は、2年間は請求できるので、11年度に及ぶ可能性もある。 ◆日下景子 委員 この廃止に当たり、問い合わせなどの状況はどうか。 ◎市民生活課長 他の保険制度にどのようなものがあるかというような問い合わせが数件来ている。それについては、パンフレット等を用意していて、それをお示ししている。 ○委員長 他になければ、次に移る。  款5労働費、110ページから113ページまでの質疑を受ける。 ◆高森英雄 委員 111ページの「勤労ちがさき」発行経費について、何部発行しているのか。 ◎市民生活課長 9年度から初めて発行する予定であり、約1万部を考えている。 ◆高森英雄 委員 各戸配布とか、各役所の窓口とかいう格好で配布するのか。 ◎市民生活課長 各公共施設関係並びに各事業所に配布する。 ◆法華津真理 委員 111ページ、02労働団体等関係経費について、未組織労働者などがここに入るという説明があった。資料の内訳の中で、参加者はそれぞれどれぐらいいるのか。 ◎市民生活課長 新社会人を励ます会は平成9年4月8日に藤沢市民会館で行い、39社、474人が参加し、本市については7社、41人が参加した。労働祭行事は同4月26日、本市中央公園で開催し、約5000人が参加した。湘南地区労働行政連絡協議会は9市3町で行っている。湘南地区障害者スポーツ大会は、労働団体と本市、寒川町の共催で、8年度実施は選手136名(本市21名)の参加である。地域勤労者福祉事業県労働者福祉対策協議会の事業で、51組合、組織人員2万8016人となっている。 ◆高森英雄 委員 111ページ、09中小企業勤労者福祉行政経費は、中小企業に勤める方への融資制度と認識しているが、それでよいか。 ◎市民生活課長 市内に事務所を有し、本市へ登録している中小企業に勤務している従業員が対象である。 ◆高森英雄 委員 労金に対しても、なかなか借りづらいという話が多々寄せられる。銀行等の貸し渋りが言われているが、そのような実態はつかんでいるか。 ◎市民生活課長 本市の勤労者の金融対策資金として実施しているが、そのうち未組織労働者は、ほんの1%借りているかどうかという状況である。 ◆加藤大嗣 委員 未組織労働者という言葉の意味を教えてほしい。 ◎市民生活課長 組合を持っていない組織の労働者である。 ◆加藤大嗣 委員 NPO法案との絡みで言うと、どのような位置づけになるか。 ◎山之井 助役 NPOは非営利団体ボランティア組織ということで、ここで対象としているのは勤労者で、労働組合法その他に基づく労働組合が組織されていないところに働いている人を対象としている。 ○委員長 他になければ、次に移る。  款6農林水産業費(全般)、112ページから119ページまでの質疑を受ける。 ◆日下景子 委員 115ページ、農業振興費の10有機栽培技術試験委託事業費と11リフレッシュ農地利用推進事業費について、萩園ファーム21という若い農業者のグループに委託等をするということである。事業の内容と目的を伺う。 ◎農政課長 10は新しい事業である。農業の持つ特性、循環機能といったものを生かし、生産性と農業経営の調和に留意しながら、土づくりから始める。最近、化学物質を使用すると環境に悪影響を及ぼすことから、有機栽培ということが非常に提唱されている。環境への負荷を軽減させるという意味合いから、植物が放出する特殊物質を植物に作用させて栽培していくことが有機栽培にどのように影響するかというようなことも含め、有機栽培技術試験をしたい。既に農業改良普及所や農協等から有機栽培の指針は出ている。それに加え、植物の他感作用もあわせて栽培試験を実施していきたい。そして当市にどのような栽培の仕方が最も適するかを模索していきたい。内容としては、萩園地内に10アールの農地を借り、若い農業後継者グループ萩園ファーム21に栽培を委託し、管理していただき、試験をしていきたい。  11は、農地の有効利用とあわせ、農業が人類生存の基幹的産業であって、私たちの生活環境にどのようによい影響があるかを理解していただくことを求めながら、文化的な都市農業を発展させていきたいということから、萩園地区コスモス、ソバの花その他を栽培して、一般の方に見ていただき、市民と農業者との交流を深めていくものである。やはりファーム21を中心として、多くの萩園の生産者に参加していただいて実施していきたい。 ◆日下景子 委員 大変期待が持てそうな事業だと思う。目的として、今後、当市内でこれを進めていければという答弁もあった。萩園ファーム21の若い方たちには私もお会いしたが、非常に意欲的な人たちが多いと思う。有機栽培を進めていく、あるいは農地利用を進めていくという、もっと大きな農業振興の中での将来的な展望についてはどう考えるか。 ◎農政課長 本日の新聞にも出ていたが、国も特別力を入れ、これからは日本の農業は有機農業にしていこうということを頭に置きながら指導指針をつくっていくという方向に向かっている。しかし、有機栽培をすると収量が半減する。キュウリにしても真っすぐなものはできにくく、形状が非常に悪くなる。このために市場性の問題が出てくるので、消費者への理解から入っていかないと有機栽培は普及していかない。国や県はその辺も含めた指針を出しており、当市もそのようなことに取り組んでいきたい。 ◆日下景子 委員 それを進めていただくと、当市も地場農業が非常に進むので、期待したい。今でも消費者に、虫がいたり曲がったキュウリは嫌だと思う傾向はあると思うが、農業まつり産業まつりなどでの啓蒙はどのように進めていかれるか。 ◎農政課長 形状の悪さ、虫がつく等の問題については、虫がついても味はよいと言ってもなかなか理解されない。農業まつりで試食していただくということも考えられるが、市としてはそれよりも、耐病性の強い品種を選ぶ、フェロモンの性質を活用する、有機資材を十分活用するなどによって、そういった難点を改善していく方向にある。それと同時に、農業まつり等の中では、今、こんなものがつくられているということはPRしていくべきだと理解している。 ◆中嶋晧夫 委員 リフレッシュ農地利用推進事業は昨年も実施し、大分好評だったと聞いている。昨年度の成果、状況を伺う。 ◎農政課長 昨年度は地元の生産者が積極的に取り組んでみようと、その事業を支援された。ふたをあけてみると、開場時からかなりの市民が見え、一時は混乱したほどである。市民から、ここでなぜ野菜を売ってくれないのかという声まであったと聞いている。今後はそういったことも含めて検討していきたい。数はわからないが、かなり盛況であった。 ◆中嶋晧夫 委員 10年度は前年度よりもを拡大するとか、生産者に手伝ってもらわないで、萩園ファーム21だけでやろうとか、そういった前年度との違いはあるか。 ◎農政課長 昨年度は自分たちのできる範囲でつくったもので、小規模であった。ことしはかなり規模をふやし、6000平米という大きな規模とした。あの付近は農地改良をした土地で地力が不十分なため、野菜を作付けしないところ等があって、荒れ地になる危険性もある。そういったところもファーム21が借り上げて大々的にやっていこう、市はそれに対して支援しようということで、昨年とは形態がかなり違う。去年の状況を見て、萩園の生産者が今からかなり応援に走っているような状況である。 ◆中嶋晧夫 委員 将来的に、地元の人たちの考え方に、市民や観光客等を招き入れる観光園のような方向へ発展させようという考えはないか。 ◎農政課長 コスモスは見るだけ、それをとって楽しむということだけになるかもしれないが、今、見ると同時に収益を上げるものを検討している。例えば、ヒマワリは種を採取できる。また、そういった草丈の高いものだけでなく、ハーブ等にも着目している。見ていただくと同時に生産性も上げる方向にある。 ◆高森英雄 委員 有機栽培と言うと堆肥から土を育てていくと認識しているが、それでよいか。 ◎農政課長 土づくりが基本である。同時に、どうしても土の中に残る線虫、幾ら土をつくっても飛んでくる虫をどうするか、日本では避けることができない湿気、気候から来るべと病、ウドンコ病などをいかに克服するかという問題は残る。 ◆高森英雄 委員 そうすると、堆肥に関して、ファーム21の方々が独自に堆肥をつくって土づくりをすると考えてよいか。 ◎農政課長 堆厩肥はファーム21の人が考えてするが、例えば赤羽根などの地域の方の応援も得て、今協議中である。 ◆高森英雄 委員 環境問題で盛んに問題になっている生ごみを堆肥化して、土に返して有機農法をしていこうということだと思う。環境部等と横のつながりを持って、環境部でつくった堆肥をファーム21に提供して試験をしていくというようなことは進めているか。 ◎農政課長 現在はその方向で動いていないが、国の方向としては、そういったことは検討すべきで、家庭ごみ以前に、公園等から伐採した樹木、枝のチップを捨てずに、それを農業に利用することから段階的に進めるべきだと言われている。それができた後には、そういったことも大事なことであり、ある県では既に学校給食等の利用を実施しているが、神奈川県ではまだそこまで行っていない。 ◆法華津真理 委員 115ページ、02農業経営金融対策資金貸付金は過去5年間ずっと7000万円で、10年度も同様だが、いつごろからこの金額になったのか。この事業の経過を伺う。 ◎農政課長 資料のとおり、平成5年度から7000万円で実施している。 ◆法華津真理 委員 それ以前はどうか。 ◎農政課長 7000万円になったのは5年度からと聞いている。 ◆法華津真理 委員 04農業振興補助事業費は、資料に1から15まである。分けて計上されているのは、単に国、県、市の負担の関係のためか。リフレッシュ農地利用推進事業費など、新たな事業に対して推進しようとするところからは、古い事業で、削ってもよいようなものもあるのではないか。 ◎農政課長 そのとおりである。農政の場合、古い補助で既に大幅に減額しているものもある。事業として補助に値しないと考えられるものは切っているため、ここには載っていない。リフレッシュ等については、どういった補助で受けられるか検討中である。実は農政関係補助事業は約150項目あり、県としてもどこに当てはめ、どのように補助すれば市のためになるかを市と一緒に研究してくれている。いずれそれも挙がってくると思う。ご理解いただきたい。 ◆法華津真理 委員 150項目とは本当に多いと思うので、ぜひ整理していただき、新たな展開に向けての努力を要望する。 ◆中田千代吉 委員 119ページ、03漁港海岸環境整備事業費に1億6280万円が計上されているが、事業内容と進展状況について説明願う。 ◎農政課長 国の第5次整備計画に引き続き、6次環境整備事業として実施している。公園の施設、緑地整備としては、現在43.1%の進捗率である。今後もまだまだ事業は残っている。しかし、そのすべての事業を実施することが果たしてよいのかどうかは現在検討中である。国の補助も細っている中で、いかに補助金を有効に利用して、市民が利用できるものにし得るかを現在見直している。 ◆中田千代吉 委員 これは継続事業であるので、昨年も1億前後の金がつぎ込まれている。県の財政、国の財政のため、また中途で事業がストップするかもしれないということか。 ◎農政課長 事業が途中でとまるということは、国からも予算が出せなくなる事態も想定してほしいとは言われている。しかし、継続事業を途中でやめてしまっては今まで投資した効果が出ない。昨年は3000万円ほどの工事費で、ことし1億6000万円を計上しているのは、そういう状況の中で、途中ではやめられない、市民が有効利用できるまではやるのだから、本年度はこれだけの補助金を欲しいということで、現在、折衝をしている。 ◆中田千代吉 委員 漁港のあちらの海岸は、昨年の台風で西側は余り被害はなかったが、東側は全部がけが崩れ、県も今、修築工事を大分進めている。せっかく金をつぎ込んでも、一度大きい台風が来ると、一気にやられる可能性もある。風水害で一遍に何億もつぎ込み、一夜で流される懸念もあるが、対策は十分考えているか、念のために聞きたい。 ◎農政課長 漁港については茅ヶ崎の歴史始まって以来経験もないような大きなものが来た場合は別として、現在の見通しでは、漁港そのものが流されるとか破壊されるというようなことはない。県で事業をしているのは漁港区域以外のところである。 ◆加藤大嗣 委員 119ページ、02の漁港修築事業費について、資料の事業内容を見ると、防波堤改良工事とある。「L」とあるのは防波堤を延長するということか。
    農政課長 そのとおりである。 ◆加藤大嗣 委員 漁港の修築ということで、防波堤を延ばすならば延ばすでよいが、延ばすと浜が削られてしまう。例えば漁港と一中下のT字の突堤、市営プールの下のやや東側、昨年の台風で非常に大きな被害が出たところ、もう1つは漁港の西側、柳島のT字の突堤のあるところ、その間が物すごく削れてしまっている。漁港の修築だから、延ばしていただくのは、漁港の人たちはよいが、一方で養浜の対策となると、むしろこのことがマイナスに働くのではないか。これに対する考えは持っているか。 ◎市民経済部長 これは延長ではなく、かさ上げである。今までの砂の上へ2メートルほどの高さで、今年度は30メートルの修築工事をしたという意味である。島を延長するということではなく、今まであった島の上へ修築工事で2メートルほどのかさ上げするということである。「L」という言葉は延長であるが、島の長さを延ばすわけではない。30メートル分かさ上げしたということである。 ◆加藤大嗣 委員 よくわからないが、漁港の修築をするのはよいが、要は東西の養浜をどのように考えているのか。どんどん削れてしまい、海岸線が後退してしまう。それについてはどのような考えを持っているのか。 ◎山之井 助役 昨年の風と特殊な波浪による被害は38年ぶりのものと聞いている。ああいう形の中で海岸の砂が削られ、サイクリングロードの一部が崩壊した。それが漁港の防波堤等に起因するものかどうかについては解釈が分かれるところである。しかし、私たちも当市の誇れる海岸をなるべく現状の形の中で後世に引き継いでいきたい。  その中で、今、県が災害復旧事業として応急対策をしている。  2点目として、将来的にはどういう展望で当市の海岸を従来のまま持ちこたえるように、砂浜がなくならないようにしていくか、県もさまざまな形で検討されている。その中では離岸堤その他のことが考えられているようである。それらもなるべく自然的要素を踏まえたものにしてほしい旨を県に要望している。県は農林省等と協議して施策が展開されるものと期待している。 ○委員長 他になければ、次に移る。  款7商工費(全般)、120ページから123ページまでの質疑を受ける。 ◆中田千代吉 委員 商工振興に関して、2市1町の湘南東部地域湘南マルチメディアタウン構想というものができ、市長は、これに市として支援体制を持っていきたいと述べているが、予算にはそういうものは全くない。構想が実現した暁に、進出するベンチャー企業等に市として支援をするのか、計画段階から支援していくのか。 ◎商工観光課長 湘南マルチメディアタウンは、かながわ産業活性化計画の中で計画されている。その中で今年度114万4000円の負担金を見ている。その中で10年度は湘南インキュベータールーム整備事業SOHO支援システム事業、構想の推進協議会の3本で進めていく。 ◆中田千代吉 委員 この構想の実現はいつごろをめどとしているのか。 ◎商工観光課長 平成14年まで計画を煮詰めていこうというものである。 ◆中田千代吉 委員 14年までにプログラムをつくり、それから計画を実行していくということか。 ◎商工観光課長 そのとおりである。 ◆高森英雄 委員 121ページの商店街駐車場等設置補助事業は、各商店街の方から、うちの商店街は今年度はここの駐車場をつくりたいなどという申請に対応した補助か。 ◎商工観光課長 8月ごろにそういう希望を取りまとめ、あったところからそれについて補助をしていく。 ◆高森英雄 委員 今年度はどこがあったのか。 ◎商工観光課長 新年度は浜竹の西口商店街が新規である。 ◆高森英雄 委員 では、今までの分にプラスしての補助なのか。 ◎商工観光課長 全部で5本ある。4本は継続事業である。 ◆法華津真理 委員 商店会振興事業費について、一般紙やタウンニュースに載ったが、法人格を持たせた新しい商業者団体をという動きがあるようで、行政も関与しているとある。この状況をどのように理解しているか。 ◎商工観光課長 現在、市内8カ所で市がIC多機能カードセミナーを開催している。既に5カ所が終わっている。 ◆法華津真理 委員 これもそうだが、市内に住んでいる人同士の共通商品券ICカードなどの使い方である。地域活性化ということでは、市外、県外の人に茅ヶ崎を知っていただくという手だての中に、外にアピールするような計画は出てこないのか。 ◎商工観光課長 IC多機能カードについては、恐らくこれからカード時代になるだろうということで、商業振興、商店街の活性化に向けたセミナーを開いている。その後は商連がやることで、私の耳にははっきり入っていない。 ◆法華津真理 委員 2月10日に東京の地域活性化フォーラムに参加したが、当市職員も1名、仕事を休んで来ていた。全国から500余の自治体の人が来ており、やはり自分の町おこしに必死であると感じた。全国何百自治体のお手伝いをしたという専門家は、そこの町の歴史をひもとく中で、他地域から“えっ”という感じで、行こうかなという気持ちになるという話である。当市にも今、そういうものが必要なのではないか。 ◎山之井 助役 地域からの発信、都市間競争の時代と言われる中で、一般的にはプラスではないようなものがプラスの面となるような施策もなされている。青森あたりには地吹雪ツアーを実施している都市もあるそうである。地方からの発信をして、その地域の特性や、人が集まるようなことをいかにアピールするかという時代だと思う。そういう意味で当市の歴史的、風土的、民俗的なものの中で、さまざまなものがあると思う。  特に住みやすさ、人情のよさでは知られている面が多く、その意味で人口がふえているということもあろう。相当高い知名度がある。そういった意味の全国的ネットの調べでは、たしか県内では横浜、鎌倉とともに当市も十数位にランクされていたと思う。失礼ながら藤沢は入っていない。  ただ、商業的、経済的な面で余り知られていないということがある。このカードなども1つのことであると思う。そういった意味でさまざまな形を商業者、その他の市民と共存する中で、当市のよさを発信するよう努力していきたい。 ◆法華津真理 委員 観光事業としての企画の中で商業を活性化していけばよいと思うので、企画会議などで、ぜひよろしくお願いする。 ◆中嶋晧夫 委員 123ページに花火大会、浜降祭、海水浴場運営事業補助があるが、砂浜が随分削られているような中で、例年どおりできるのか。 ◎商工観光課長 花火大会はできる。浜降祭もお祭広場でできるが、一番心配されているのは海水浴場ではないかと思う。 ◆中嶋晧夫 委員 海水浴場について、養浜のために砂を補給する事業を急いでやるなどの手だては考えているか。 ◎商工観光課長 海水浴場協同組合幹部と相談した中では、海水浴場はできるだろうと判断はしているが、それに対して機械を入れる等の手当てはまだしていない。 ◆中嶋晧夫 委員 する予定になっているのか、しなくて済む状況なのか。 ◎商工観光課長 多分手当てをしなくても大丈夫ではないかと判断している。 ◆中嶋晧夫 委員 海水浴客を呼ぶのだから、やっと開催できるということではなく、条件を整備した中で多くのお客に来てもらえるよう、できる範囲のよい手当てを要望する。 ○委員長 他になければ、次に移る。  款10教育費のうち項1教育総務費、項2小学校費、項3中学校費並びに項4学校給食費まで、148ページから161ページまでの4項を一括して質疑を受ける。 ◆日下景子 委員 149ページの事務局費、12「ちがさき教育プラン21」策定経費について、9年度に懇話会の提言が出たが、プランの策定意図を再確認したい。 ◎指導課長 9年度に懇話会からプランの基本構想について提言を受けた。それをもとに平成10、11年度でプランの基本計画を策定していきたい。あわせて、これは事務局サイドになると思うが、実施計画も準備し、できれば12年度から実施できればと思っている。 ◆日下景子 委員 10年度の策定委員会のメンバー構成はどのようになるか。 ◎指導課長 公募を含めた市民代表、小・中学校校長会代表、同教頭会代表、教職員代表、私立学校代表、生涯学習推進関係会議の代表、PTA、青少年育成団体の代表、学識経験者、市職員をあわせ21名の構成で計画している。 ◆日下景子 委員 資料に「策定委員会」アドバイザー謝礼とあるが、どういう方になる予定か。 ◎指導課長 まだ確定していないが、茅の響きあい教育の創造をという提言を受け、その内容にふさわしい大学の研究者を考えている。 ◆高森英雄 委員 155ページの学校建設費に01浜之郷小学校給食場建設事業費とあるが、小学校は学校建設公社という認識でよいか。 ◎教育総務課長 校舎棟は学校建設公社で8・9年度継続で事業を請け負っている。校舎が4月に開校するので、それ以後の給食場の建設ということで、市の方の10年度予算で建設していきたい。 ◆高森英雄 委員 最初の設計時には給食場は入っていなかったのか。 ◎教育総務課長 当初設計には給食場を入れていたが、その後いろいろと問題があり、給食場を除いた変更設計をした中で、今の浜之郷小学校を建設している。 ◆高森英雄 委員 当初の設計、見積もりは全然使えないのか。 ◎教育総務課長 当初は現行のウェット方式で設計をしたが、O−157の問題が出てきた。給食場システムをドライ方式にするよう通達があり、当初設計は使えなくなったため、今回、設計費を10年度予算に入れた。よろしくお願いする。 ◆日下景子 委員 153ページの学校管理費、09校舎棟地震対策整備事業費について、資料の茅ヶ崎小学校仮設校舎借上料は幾らになるか。 ◎教育総務課長 9500万円である。 ◆日下景子 委員 仮設校舎について、茅ヶ崎小学校側と市の話し合いがたびたび行われたが、学校側要望のL字型の希望が、予算等の関係で中廊下式になってしまいそうだと聞いている。今の額は中廊下式の予算か。 ◎教育総務課長 当初、学校との打ち合わせの中ではL型というものもあったが、経費的な部分も含め、中廊下方式を採用しており、その中の金額である。 ◆日下景子 委員 L字型は廊下が片側、中廊下式は廊下が真ん中にあって横に教室という非常に窮屈な感じになる。L字型にすると、予算にどの程度の違いが出てくるのか。 ◎教育総務課長 学校との間で中廊下方式ということで理解いただいているので、L型については算出はしていない。 ◆日下景子 委員 中廊下式で話が進み、学校側も一応了承したのかと思うが、中廊下式になると管理棟や給食場との渡り廊下の問題、非常階段等の安全性の問題があると思う。妥協策と言うか、付随する安全性と給食の利便性はどのようになったのか。 ◎教育総務課長 今回の耐震補強工事の中では、給食場と仮設校舎の間に距離があるため、学校サイドも給食関係者とも話を詰め、渡り廊下を支障のないように計画している。また、2階建て仮設校舎の2方向の避難路についてはクリアしている。 ◆日下景子 委員 学校ともよく話し合ったと思うが、学校職員全体への説明、保護者への説明を行う予定はあるか。 ◎教育総務課長 今、保護者への説明は計画していない。工事が始まると騒音等で近隣に迷惑をかける部分もあると思うので、地域住民には工事開始前に工事概要・期間等について説明会を含め開催したい。 ◆日下景子 委員 地域住民への説明も必要だが、職員及び保護者への説明もぜひ行ってほしい。仮設校舎へは1年生から6年生まで全員が入るのだから、安全性の問題や窮屈だということで、学校の中での要望もかなり強い。学校側としても、どうしてこうなったか、これで大丈夫かということが不安な先生方も多いので、職員への説明会はぜひしてほしい。 ◎教育総務課長 教頭、校長は打ち合わせの会議に出ているので、当然、教職員へは、学校の中でいろいろ話をしている中で、学校サイドで説明していただきたい。教育委員会から保護者を含めた全体への説明というのは非常に難しいと感じている。 ◆日下景子 委員 先日、補正予算で、香川小学校の入札で4000万円ぐらいの減があった。今回の予算の中では、予定価格において、そのあたりはどのように予算計上されているか。 ◎教育総務部長 答弁の前に1点了承いただきたい。プレハブ校舎の借上料を申してしまったが、予算金額がわかると契約上問題になるので、これはぜひこの場限りとしていただきたい。また、今後の茅ヶ崎小学校の建設工事費の金額をここで述べると契約等への差しさわりがあるので、差し控えさせていただきたい。 ◆中田千代吉 委員 149ページの12「ちがさき教育プラン21」策定経費について、将来的な学校施設の問題も絡むと思う。懇話会の提言を受け、プランを策定していくということだが、広報に未来志向型の教育課程の編成、基礎基本教室の設定、探求教室の設定、ふれあい教室の設定、生涯学習の拠点などとある。教室と聞くと物理的に教室のことと思ってしまうが、今後、このようないろいろな教室をつくっていくのか。きのうも余裕教室についての論議があったが、その辺の整合性は基本的にどう考えているか。 ◎教育総務部長 懇話会の提言にある“教室”とは、ハードではなく、いろいろなソフト、実際に子供を指導する場面の言葉として使われているはずである。教育委員会としては、それとは別に、学校の校舎基準の見直しに伴い、いろいろな特別教室は整備していくつもりである。10年度予算にもそれなりの予算を盛らせていただいた。 ◎指導課長 懇話会の提言、いわゆる基本構想をもとに、新たに策定のための委員会をつくる。プランの中に学校経営をどうするかという1つの視点があろう。また、具体的な指導内容、指導方法、カリキュラムをどうするか、学校施設はどうするか、地域との連携はどうするのか等々のいろいろな視点でプランを策定していただけると考えている。  学校で行う指導内容、指導方法、授業時数を含めてカリキュラム、教育課程と呼んでいるが、教育課程を編成するときに、基礎基本教室とか探求教室とかふれあい教室とかという観点で編成してみてはどうかという提言を受けたものと理解している。 ◆中田千代吉 委員 “教室”とはソフトの項目であるということはわかった。  教育相談事業費で、いじめと登校拒否の8・9年度の小・中学校の数字だけ聞きたい。 ◎指導課長 資料にあるとおり、長期欠席者については9年度調査(8年度実数)では、小学校で16人、中学校で100人である。  いじめについては8年度実数であるが、発生件数としてつかんでいる数字は、小学校で10件、中学校で116件の報告を受けている。ただ、いずれも年度内にすべて解決済みとの報告をいただいている。 ◆日下景子 委員 この資料の注釈に「『学校嫌い』による長期欠席児童生徒数」とある。限定されたような表現であるが、どのような見解で「学校嫌い」としているのか。 ◎指導課長 この文言は、文部省が行う学校基本調査の調査項目で、欠席の分類をするときに使用している。教育委員会が不登校と言われるものの数でつかむ場合には、この項目が一番近いと考え、この文言を使わせていただいている。他に経済的理由、病気などの長期欠席者の項目もある。 ◆法華津真理 委員 この資料は、上に事業名コードとして02臨時雇用職員経費と05学校教育指導関係経費とあり、その下に長期欠席者調査となっている。なぜこのようになったのか。 ◎教育総務部長 この長欠児童・生徒の指導や相談に乗る場合の事業コードを載せた。 ◆法華津真理 委員 臨時雇用職員経費の明細が出ているわけではなく、02と05の各経費と下の調査はイコールではないのではないか。 ◎指導課長 いわゆる指導課所管分で不登校対策と言われているのが、相談指導室に係る相談員の賃金と、相談指導室を運営する経費であり、02と05として予算計上をしているという趣旨である。 ◆法華津真理 委員 では、臨時雇用職員は全部これへの対応なのか。 ◎指導課長 02の臨時雇用職員経費の中で、いわゆる不登校に係る部分は、賃金、市費教育相談員賃金が該当する。 ◆法華津真理 委員 後で02臨時雇用職員経費の3675万円と05学校教育指導関係経費の762万円の全額の資料を出してほしい。 ◎指導課長 05については既に提出している。02については後ほど提出したい。 ◆中田千代吉 委員 いじめや登校拒否、最近多発している中学生のナイフ事件などについて、多くの理由が挙げられ、核心がなかなかつかめない。しかし、1つの原因として学校の規制、教育委員会からの規制、指導主事の指導が微に入り細に入って、現場はなかなか自由裁量ができないという面があって、しゃくし定規になり、それが子供にはね返ってストレスになり、いろいろな問題が起きているのではないか。  最近、文部省は中教審の意見を入れて、教育長の選任は国、県から地方へ渡せとか、校長の裁量範囲を広げろという論議が始まっているようである。教育長はどう考えるか。 ◎教育長 不登校やいじめ、昨今の青少年の事件にかかわり、教育委員会の指導が細かいのではないかという指摘については、全体的に言えばそのようなことはない。子供の指導については一義的には校長と学校の職員が責任を持って当たっている。教育委員会は学校で対応できないような問題について、その部分を注意することに徹している。教育委員会の指導が学校の生活指導の部分にまできつく及んでいるというようなことはない。校長、学校職員のさまざまな対応に期待しているところである。  長い間、市教育長は県の任命、県教育長は国の任命ということを続けてきたが、今までに上部機関がノーという判定したことはないと聞いている。したがって、各時代にはそれなりの効果を生んできたと思うが、今後は地方分権の流れの中で、例えば私の場合であれば、市議会で同意をいただく手続のみでよしとするのが1つの流れであろうと思う。  さらに、地方分権の流れの中で、学校の経営に関しても、校長により広い裁量をふやすべきだとの意見には、私どもも注目している。 ◆日下景子 委員 05の資料に適応指導教室スーパーバイザー謝礼とあるが、スーパーバイザーとはどのような役割を果たすものか。スクールソーシャルワーカーとは違うのか。 ◎指導課長 精神科医師をお願いしている。相談指導室職員、時には相談指導室に通っている児童・生徒の保護者に、スーパーバイザーとしての役割を担っていただく相談会、研修会をお願いしている精神科の医師である。 ◆日下景子 委員 159ページ、学校給食管理費の04学校給食食器改善事業について、私も長年要望してきたアルマイト食器から磁器食器への移行である。資料は非常に不親切で、「西浜小学校を予定」としか書いていない。今後どのようなスパンで全市的に展開するのか。 ◎学務課長 10年度は試行ということで西浜小学校を予定している。磁器食器はアルマイトに比べ約4倍の重さがあって割れやすいため、特に低学年の配食や後片づけの給食指導、調理員の洗浄や運搬の作業がスムーズに行くかどうか試行したい。その試行の状況を見て、今後の計画を立てていきたい。 ◆日下景子 委員 自校式が12校あり、毎年1校ずつとなると12年もかかってしまう。給食残渣のごみの消滅機も西浜小学校で実験をし、その後は他校に展開されていない。ここだけで終わってしまう懸念もある。大体の方向はどのくらいの計画で考えているのか。 ◎教育総務部長 10年度にまず試行してみて、その結果にもよる。今の計画については、まだ予算その他の市の実施計画等へ乗せていないので、ここで何年にどこをやるというような説明はいたしかねる。教育委員会としては、現在、この試行をスムーズに実施し、できるだけ早く各学校へ広めたいという気持ちである。 ◆法華津真理 委員 159ページ、01一般管理経費の中で、学校給食関係で食材選定マニュアルを策定していると聞いた。学務課−9の資料にある4部会合同で、いつからいつまでの間に策定される予定か。 ◎学務課長 食材選定マニュアルはもっと早くつくる予定であったが、O−157問題があっておくれていた。今年度中には策定したい。現在、主に栄養士部会で検討している。 ◆法華津真理 委員 選定マニュアル策定作業は10年度から始まると理解してよいか。 ◎学務課長 現在検討中で、できれば今年度末までに完成したい。 ◆法華津真理 委員 マニュアルの中で、どういうことが項目に挙げられているのか。 ◎学務課長 例えば乾物類、油脂類、冷凍食品等の具体の商品名についての品質などを書きたいと考えている。
    日下景子 委員 選定マニュアルの中で項目を選定していくと思うが、基本方針を聞きたい。 ◎学務課長 児童の食の安全が大きな方針である。したがって、冷凍食品、油脂類、缶詰類について農薬、添加物などについても十分検討し、より安全なものをと考えている。 ◆中田千代吉 委員 157ページ、04健康管理費について、ぎょう虫や心臓疾患等4つの検査をしている。8年は陽性率、精密検査数等が下がったと思う。9年度は前年度より4つとも下がっているが、その理由は何か。 ◎学務課長 8年度との比較は手元に資料がないが、基本的に率はそんなに変わらないのではないかと考えている。 ◆高森英雄 委員 157ページ、08学校施設整備事業費について、資料に鶴嶺中学校の職員ラウンジ設置とあるが、これはどのようなものか。 ◎教育総務課長 内容的には教職員の休憩室が大体そのような感じになる。 ◆高森英雄 委員 先生方の休憩室ということでよいか。 ◎教育総務課長 そのとおりである。 ◆高森英雄 委員 職員室があって、そのほかに設けると理解してよいか。 ◎教育総務課長 そのとおりである。 ◆高森英雄 委員 職員ラウンジは各学校に設置されているのか。 ◎教育総務課長 各学校の中で、教室としてある程度余裕ができた中で、それが建設できるようであれば、現在、名称は職員ラウンジとしているが、従来は休憩室として設備を進めている。 ◆日下景子 委員 同じ資料で西浜中学校はグランド改修となっている。小・中学校は以前、砂ぼこりがたたないなどのよい面があるということで、カラーサンドに改修していくという話があったが、その後どうなったか。 ◎教育総務課長 2年ほど前まではグリーンサンドで進めていたが、平成9年度以降、学校の要望等を聞いた中では、やはり土のグラウンドの方がよいという形になってきて、西浜中学校も土のグラウンドで改修する予定である。 ◆中嶋晧夫 委員 同じ施設整備関係で、小・中学校双方に空調の整備がある。これについては順次、年次計画等で整備していると思うが、現在、どの程度整備されているのか。 ◎教育総務課長 小学校では、音楽室は室田小学校の1校だけで、今後進めていきたい。保健室は16校全部を整備済みである。管理諸室は6校を整備し、今回2校を予定しているので、10年度末には10校になる。  中学校では、音楽室は13校全部を整備済みである。保健室は5校を整備し、今年度の管理諸室空調の中で保健室空調の整備も含めている。コンピューター室は全校設置済みである。管理諸室は現在5校で、今年度2校を計画している。 ◆中嶋晧夫 委員 大分進んでいるように見受けられる。今後とも進めていただきたい。北側に職員室等がある学校では、夏は暑く、冬は寒いが、後回しにされているようにも聞く。整備の順には十分配慮しているのか。 ◎教育総務課長 10年度の予定でも、今宿小学校は中廊下方式で、北側ということもあり、優先している。ただ、学校の中のいろいろな条件整備もある。条件が整備された中で、環境面も含めて計画を進めていきたい。 ◆中嶋晧夫 委員 149ページ、学校教育指導関係経費について、指導課−1の資料の裏面に中学校の文化的行事に伴う市民文化会館使用料とある。これは何校分を見込んだものか。 ◎指導課長 13校全校分を計上している。 ◆中嶋晧夫 委員 前年度はどうか、またその実績はどうであったのか。 ◎指導課長 9年度の実績は13校中9校が利用した。 ◆中嶋晧夫 委員 父母の負担はないと考えてよいか。 ◎指導課長 学校によって仕込みも含め2日間使う学校もあり、使用する設備に違いもあるので、その部分は負担していただき、基本的な使用料のみ予算に計上している。 ◆中嶋晧夫 委員 155ページ、特殊学級関係経費について、指導課−5の資料に介助員賃金等がある。介助員の主な仕事はどういう内容か。 ◎指導課長 介助員制度には、特殊学級の介助員と、通常級に派遣する介助員がある。特殊学級の介助員については、いわゆる身辺の介助が主である。通常級については、例えば学校行事や通学の介助で事業をスタートさせたが、現在は若干柔軟な対応ができるようになっている。基本的には身辺の介助である。 ◆中嶋晧夫 委員 学校行事等への介助も考慮されていたということだが、遠足や修学旅行時に一緒について面倒を見るというふうなことも含まれているのか。 ◎指導課長 泊を伴う学校行事については、現在は派遣していない。日帰りの学校行事については、特殊学級、通常級を含めて適用している。 ◆中嶋晧夫 委員 そうすると、実態は親がついていくとか、先生が面倒を見ているのか。 ◎指導課長 その両方がある。 ◆中嶋晧夫 委員 親が行く場合と、先生が見る場合があるとすると、介助がないために行けないケースもあるのではないか。 ◎指導課長 介助ができないために修学旅行等に行けなかったということは、今のところ聞いていない。しかし、その障害の状態によって医療上の問題があるので、そのために修学旅行に参加できないという事例はつかんでいる。 ◆中嶋晧夫 委員 修学旅行には医師が付き添うと思うが、それ以外のキャンプ等の泊を伴う行事にも介助員が派遣できるように事業を拡大する方向は考えられないか。 ◎指導課長 修学旅行に付き添う医師は、小学校の分団に1名つき、一般的な通常の症状について相談を受ける。治療行為はしていないので、質問の内容とは違う。  通常級の介助員制度の発足当初は、遠足等の学校行事へも派遣していなかった。予算枠が拡大する中で、だんだん柔軟な対応が可能となってきた。例えば泊を伴うキャンプ等にも1日目に行って帰ってくる、2日目にまた行って帰ってくるという派遣は行っている。当然、将来的にはその拡大をしたいと考えているので、ご理解いただきたい。 ◆中嶋晧夫 委員 行って帰ってくる場合の旅費は出るのか。 ◎指導課長 予算計上している。 ◆中嶋晧夫 委員 教職員に対する研修に関して、例えば149ページで研究会への助成や、159ページで研修用図書費の補助等もしていると思う。法でも教職員には研修の義務があり、常に自分で研修しなければならない。基本的には県費職員であるが、市としても、その研修を手助けする事業がもっとあってよいと思う。予算を見ると非常に微々たるものだと感じる。予算規模を拡大して取り組もうという考えはないか。 ◎教育長 指摘のとおり、教職員は日常的に研修、研究を積むことを原則としている。当市では研修のための図書費を支出しているが、今の形をさらに拡大することは、時に法的な部分までかかわってしまう非常に難しい問題も含んでいる。教育委員会としては先生方により勉強していただく手助けをしていきたいが、非常に難しい。いかに先生方に負担をかけずに研修していただくか、その方法を考えていかなければならないと思う。 ○委員長 お諮りする。  先ほど法華津委員より資料の要求があったが、要求することに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、資料を要求する。後ほどお手元に配付するよう手配をお願いする。  他になければ、項4学校給食費までの質疑を打ち切る。  議事の都合により休憩する。                 午後0時00分休憩  ──────────────────────────────────────                 午後1時10分開議 ○委員長 休憩前に引き続き、会議を開く。  款10教育費、項5社会教育費並びに項6保健体育費、160ページから177ページまでの質疑を受ける。 ◆日下景子 委員 169ページ、青少年対策費、06青少年団体活動費補助金について、資料に留守家庭児童等育成事業運営費補助金と施設借上料補助金が出ている。本会議で11年度から委託の方向ということが明らかになった。この補助金が昨年よりふえたのは、クラブがふえたためのアップということか。 ◎青少年課長 2クラブふえている。内容的には、補助金は少しずつアップしている。10人〜15人未満のクラブは9年度までの54万9500円が9500円上がって55万9000円に、15人〜20人未満のクラブは82万4000円が1万4500円上がって83万8500円、20人〜36人未満のクラブは109万9000円が1万9000円上がって111万8000円に、36人以上のクラブは164万8500円が2万8500円上がって167万7000円、施設借上料については1カ月1万5000円が1万円上がって2万5000円となっている。 ◆日下景子 委員 10年度は従来どおりという中で、この補助金については気になっていた。  施設借上料は今年度だけになるのか。また、一律2万5000円ということか。 ◎青少年課長 月額2万5000円の中で、年額で上限を定めている。現状で100万円を超えているクラブもある一方、土地代のみで15万円というクラブもある。平均的には67〜68万円である。 ◆日下景子 委員 運営費補助金は少しずつ上がるという話であるが、これは昨年9月の増額要望の陳情が採択され、2月に要望書が出されたことが聞き入れられたと理解してよいか。 ◎青少年課長 財政事情の厳しい中で、財政当局と折衝した結果、理事者からこのような回答を得ており、そのようなことだと理解している。 ◆日下景子 委員 学童保育について10年度は社会教育課が担当課となっていると思うが、11年度は児童福祉法の改正で、各自治体が青少年課か、児童福祉課を選ぶことができると思う。当市の方向はどうなるか。 ◎社会教育部長 現在、青少年課で担当している。平成12年に社会教育部の組織改正を予定しているので、その中で考えていく。 ◆高森英雄 委員 169ページ、05青少年広場整備事業費について、今年度は新設工事費として1カ所、300万円が計上されている。工事請負費に1400万円が計上されているが、これは新設のほかに事業があるのか。 ◎青少年課長 新設は1カ所で、残りの大半は現在ある38カ所の広場の改修、主にさくや遊具の改修を考えている。 ◆高森英雄 委員 修繕料とは別か。 ◎青少年課長 別である。 ◆高森英雄 委員 今回、藤沢でも問題になった遊具の関係について、青少年広場を何カ所か見て回ると、縛ってあるところもある。今年度は遊具取替、塗装という項目がある。全青少年広場の遊具の見直しはする予定か。 ◎青少年課長 指摘のとおり10年度は遊具の見直しを重点的に行いたい。  対座式ブランコは隣の市で問題があったので、早速市内を見て回った。形状は問題になった対座式ブランコと同型式だと思う。問題になるようなところは、くいでとめており、座っていただくだけにしている。対座式ブランコは現在3件ある。 ◆高森英雄 委員 以前から主張しているように、青少年広場について、地域住民が一緒に使っている広場は非常にきれいである。今後は青少年広場ではなく、ふれあい広場的なものを考えていきたいという助役の回答をいただいた。その後どう推移しているか。 ◎教育長 従来、多くの広場が借地で、青少年のために開放してくれるよう地主にお願いしたところが多い。実質的には、昼間のある時間帯、子供のいない時間帯には、お年寄りや赤ちゃん連れの方が広場を利用している。今後、借地の更新時に、そういうより多様な使い方ができるかどうか地主とも相談していきたい。 ◆加藤大嗣 委員 175ページ、保健体育総務費の03各スポーツ団体助成費について、施政方針演説でもスポーツ団体の育成と指導者の養成ということが言われている。指導者とはどういう意味か。 ◎体育課長 体育指導員には、地域のスポーツ振興に努めていただいている。また、体育協会の資格を持っている方にもいろいろご指導いただいている。 ◆加藤大嗣 委員 指導者の養成に関して、どのような内容でやられているか。 ◎体育課長 指導者の育成については、スポーツ医学の講座、体育指導員の野外研修、少年スポーツ団体等のスポーツ活動の指導者に対する医学講座等を開催している。 ◆加藤大嗣 委員 結局、地域の人にもお願いしなければならない。地域でいろいろな年齢層の人たちを指導する場合、年齢によって指導の方法や内容が違ってくると思う。当然、専門的な知識を学習しなければならない。医学や研修の面もあると思うが、教育的な視点に立ち、専門的、技術的な指導の講習会や勉強会をされ、年齢にも十分配慮した指導者の養成をする必要があるのではないか。今後、具体的にどのような方法で、地域に派遣する指導者や、お願いする指導者を養成していくつもりか。 ◎社会教育部長 各種目の専門技術の指導者の養成は、日本体協と文部省がタイアップして講習会を持っている。それによって各ランクのライセンスが受けられる。それら各種目の技術者に登録していただき、各地域からの要請に合った派遣をしていきたい。 ◆加藤大嗣 委員 スポーツ団体の育成に該当するかどうかわからないが、当市にはスポーツ施設が非常に少ない。野球場や体育館があり、間に合っているところはよいが、体育館利用者も非常に多い。すべてのニーズを取り入れてというようなことは難しいが、まだ量的にも質的にも、ある一定の水準まではやってほしいと思う。  事業計画を見ても、スポーツ施設の拡充というようなことが余りない。これからは生涯スポーツという流れもある。最近は特にスポーツ医学などと言われ、従来はけがや病気をしたら医者へ行けばよいという受け身的なものであったが、自分の健康は積極的に維持・増進を図るという考え方に変わってきている。そういう意味では、競技をする上で、私も海岸のサイクリングロードは走るが、それだけで済まないものもある。もう少し施設等の条件を整えられないか。 ◎社会教育部長 施設については、生涯スポーツマスタープランがある。本会議でも答弁したが、今これの実施計画策定作業に入っている。それらを見ながら、なかなか難しい時期ではあるが、実施計画を立てて進めていきたい。 ◆中嶋晧夫 委員 175ページの体育施設費について、茅ヶ崎公園野球場では本番の国体が今年開かれるが、昨年度のプレ国体が終わった段階で、野球場の改善点が幾つか指摘されていたと思う。例えば芝生やロッカー、シャワー室などについて、その後、改善されたか。 ◎体育課長 芝生について、当初はつきも悪く、でこぼこのところもあった。現在は整備をして、すばらしい芝生になっている。ロッカーは10年度に設置する予定である。シャーワー室のすのこは現在も置いてある。 ◆中嶋晧夫 委員 04学校体育施設開放事業費について、体育課−4の資料に夜間照明利用状況がある。梅田中と中島中は8月から改修工事のため使用不可となっているが、これはどういう状況であるか。 ◎体育課長 梅田中は耐震工事で7月半ばから夏休みにかけて使用を中止している。夜間照明の球場は1・2月は休場している。中島中は7月半ばからグラウンドの改修工事で、現在は使っていない。3月までは養生のために使用中止である。4月1日から再開する。 ◆日下景子 委員 体育課−3の資料で学校体育施設開放校名がある。市内小学校のプールの中で小和田小では夏休みの自由開放が進んでいないそうだが、この問題は解消されたか。 ◎体育課長 小和田小のプールは当初、団体と一般の利用があったが、住宅が密集しており、土・日に子供の声がうるさいとの苦情があり、現在も団体使用のみで行っている。 ◆日下景子 委員 毎年、校長が近隣に出向いていると聞くが、それはこの先もずっと解消されないのか。小和田小に通う児童はプールに自由に入れず、他の小学校や市営プールに行ったりしている。今後の見通しはどうか。 ◎体育課長 今後は、付近住民に協力と理解を求め、お願いするよう検討していく。 ◆高森英雄 委員 プールに関連して、小学校は17校を開放している中で、監視員等を委託しているという認識でよいか。 ◎体育課長 委託料は学校体育施設開放、夜間照明と学校開放のプールの委託である。 ◆高森英雄 委員 この委託は、17校では相当の額になると思う。その場合、公開入札、指名入札、随契とか、いろいろな形があると思うが、どういう形で委託しているのか。 ◎体育課長 学校開放プール事業の委託は、指名業者による競争入札を行っている。 ◆高森英雄 委員 03温水プール管理経費について、毎年不審に思っていたが、今年度も8700万と非常に高い。どのような内訳になっているのか。 ◎体育課長 施設公社職員の給与、需用費の消耗品、光熱水費、通信運搬費等で、一番大きいのは委託料である。委託料については、プールの監視員、警備、電機設備の保守点検等の委託を行っている。 ◆高森英雄 委員 警備、保守が一番大きい予算だと思うが、そうなると、これも競争入札とか指名入札を行っているのか。 ◎体育課長 競争入札である。 ◆高森英雄 委員 調べてみると毎年同じ業者がずっと落札していると思うが、どうか。 ◎山之井 助役 温水プールは8年6月の条例改正に基づき、都市施設公社が委託を受けている。そこに配置される都市施設公社職員の人件費と、運営に関する警備、清掃、監視員その他の者の委託がある。資格を有する業者を指名し、入札を行っている。都市施設公社が委託を受けてからは、同じ業者が落札しているという経過である。 ◆法華津真理 委員 体育施設に関して、当市の陸上競技場では公式記録がとれない。県下17市で、とれない自治体は幾つあるのか。 ◎体育課長 把握していない。 ◆法華津真理 委員 生徒は別の自治体で記録をとるのか。
    ◎教育長 基本的には学校での記録を参考に、上位の者は善行の県立体育センター内の陸上競技場で公式の記録をとる。スポーツマスタープランともかかわるが、市内にそういう施設が不足していることは十分わかっているので、今後の施設整備を中長期的に見たときに、記録がきちんととれるような施設を考えていかなければならないとは考えている。 ◆日下景子 委員 171ページの青少年相談室費について、青少年課−5の資料に平成4年から8年までの相談の推移が出ている。昨今の不安定な時期の青少年の相談業務は重要な業務だと思うが、どのような考えでこの予算に反映しているか。 ◎社会教育部長 青少年相談業務は10年4月から青少年教育相談業務として一本化することになっており、その中で対応していく。 ◆日下景子 委員 そうではなく、青少年は親にもなかなか言えない自分の気持ちや、さまざまなことを相談したいが、昨今はなかなか声を聞いてもらえないと言われる。そのようなところでも、この青少年問題の中でも重要な役割を果たす施策の1つだと思うが、どのような考えでこの相談室運営、相談業務に当たるのか。 ◎教育長 10年4月から社会教育部門の青少年相談と学校教育に係る相談部門を一元化する。基本的には指摘のように内容も非常に複雑、多様化してきた。家庭の中の問題そのものに悩んでいる子供がいる。そういう場合も電話相談なり、その子供に直接会うような状況をつくり、今までの単に相談を受けるという待ちの相談だけでなく、時に相談室から出て、子供や父母の相談に乗っていけるような体制をつくっていきたいというのが、新しい一元化の意味の1つでもある。 ◆法華津真理 委員 173ページ、01図書館事業費、02図書資料購入費について、今、本を市民同士で、自分のところでは読まなくなった本を公共に提供するとか、それを貸し出すとか、そういったことを進めている自治体もある。先日の子ども議会で、各学校に新聞をとってもらえないかという質問があったときに、各家庭で読んでいる新聞を学校へ持ってきたらどうかという答弁があった。図書館との間で検討の余地があるのではないか。新聞ぐらいは各学校で買ってもよいのではないかと思うが、どうか。 ◎図書館長 新聞を他のところと交換できないかということか、新聞をリサイクルしなさいということか。 ◆法華津真理 委員 本に関してである。 ◎図書館長 本は今もいただいており、活用できる本は図書館資料として受け入れている。そのほかに図書館にある本は、昨年から本のリサイクル展をし、公共施設、市民にも提供して、約1万冊のほとんどすべてが再活用されている。 ◆法華津真理 委員 茅ヶ崎館と香川分館の2カ所のことかと思うが、もっと身近に図書館をという市民ニーズは高いので、もうちょっと広く、公民館などでもリサイクルの可能性がある。お互いでそれをすれば、浮いた予算で各学校の新聞ぐらいは買えるのではないか。 ◎図書館長 リサイクルに関しては、2館はもちろん、各公民館でもそれぞれリサイクルをしており、社会施設では大体、本のリサイクル展をしているのではないかと思う。 ◆中嶋晧夫 委員 175ページの02各種大会等選手役員派遣事業費に該当するかどうかわからないが、中学などの各種スポーツで、市内で優勝して県大会へ行くとか、関東大会へ行くとか、全国大会へ行くとかいうときに、旅費で大分困っているという声をよく聞く。その辺の手当てはされないのか。 ◎体育課長 全国大会、国体に参加する選手には祝金として1人3000円を支出している。 ◆中嶋晧夫 委員 祝金3000円というのは大変結構だが、旅費は難しいのだろうか。本来は個人が負担すべきものと考えられるのか。 ◎教育長 学校教育に係る予算は終わっているので、別の観点から答えたい。指摘のように学校教育においても種々の大会がある。基本的に練習試合も含め、個人負担で参加しているが、関東大会とか全国大会になると相当の経費がかかる。そういう意味では、一定限度ではあるが、予算がある。年によって幾つの団体がどこへ行くかということもあり、十分とは言えないが、ご心配の点は少しでも配慮しているつもりである。 ◆中嶋晧夫 委員 169ページ、04青少年健全育成事業費の成人のつどいについては毎回出るが、以前よりは随分改善され、つどいらしくなってきたなという感想を持っている。しかし、まだそのねらいが十分達成されているとは思えない。市としてはどういうねらいを持っているのか、改めて聞きたい。 ◎社会教育部長 成人のつどいについては、成人者が社会の一員となったことを市全体として祝っていこうということであるが、その内容については、各自治体とも苦労しているのが実情である。 ◆中嶋晧夫 委員 本会議でも答弁があったが、確かに同窓会的な気持ちもわからないではない。しかし、式典はせいぜい30分であるから、部長が言ったような意義をきちっと達成するためには、まず会場に入れて、30分は市長並びに教育委員長の話をちゃんと聞くというのは最低のルールだと思う。実態を見ていると、会が始まっても入らない、途中から、しかもしゃべりながら入るということで、困ったことだと思う。市が主催するのだから、市もこうしてほしいという部分をもう少し出し、そのとおりにさせるような方策をとる必要があるのではないか。 ◎社会教育部長 いろいろ会場で呼びかけなどもしているが、数年ぶりに会ったということで同窓会的な要素もあると思う。なるべく式典の部分を短くするように心がけ、1人でも多く会場に入っていただくよう努めている。 ○委員長 他になければ、以上で歳出の質疑を打ち切る。  歳入について審査する。  先日配付した付託明細のとおり、当委員会所管部分の歳入全般の質疑を受ける。 ◆加藤大嗣 委員 今回の代表質疑の中でも交付団体になることを研究してはどうかという質問があった。教育経済の所管部分において、補助率が出ているが、もし当市が交付団体になった場合に、補助率は変わってくるのか。 ◎山之井 助役 地方交付税と諸施策に対する国の奨励的意味の補助金の補助率などについては、交付団体であるなしにかかわらず基本的には変わらない。ただ、そういう補助金の中で、特別な施策をするものとしていろいろなものがあろうと思う。例えば児童・生徒が急増した団体に対する補助金について、その補助率のかさ上げをする制度や、東海大地震に対する防災を想定した安全施設等の整備については、一定の補助率をかさ上げするという制度がある。しかし、基本的に交付・不交付の影響を受けた補助率の差異はない。 ○委員長 他になければ、以上で歳入の質疑を打ち切る。  これより討論に入る。 ◆中嶋晧夫 委員 市民会議・ネット21として討論をする。本案については賛成をする。大部分本会議で意見等を述べたいと思うが、ことしも学校施設の耐震工事等が大変な金額を投じて行われるようである。前年度に行っている香川小学校等はもうすぐ完成するだろうと思うが、その様子を聞くと、まるで新設校のような、生まれ変わったというふうな部分で、大変よい事業だと思われる。来年また、10年度について茅ヶ崎小学校、鶴が台中学校等が行われるが、ぜひとも9年度と同じような実績が上がるよう、ひとつ努力していただきたい旨の意見を付して、賛成する。 ○委員長 これにて討論を打ち切る。  議案第4号平成10年度茅ヶ崎市一般会計予算のうち本委員会所管部分につき採決する。  本案のうち本委員会所管部分を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、本案のうち本委員会所管部分は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。  ────────────────────────────────────── ○委員長 議案第5号平成10年度茅ヶ崎市競輪事業特別会計予算を議題とする。  これより質疑に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これにて質疑を打ち切り、討論に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これにて討論を打ち切る。  議案第5号平成10年度茅ヶ崎市競輪事業特別会計予算につき採決をする。  本案を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。  ────────────────────────────────────── ○委員長 議案第9号平成10年度茅ヶ崎市3市1組合共催川崎競輪事業特別会計予算を議題とする。  これより質疑に入る。 ◆中嶋晧夫 委員 以前は4市共催と言っていたが、これが1組合となった経過について伺う。 ◎商工観光課長 花月園競輪で開催している神奈川県と横浜市と横須賀市が組合をつくり、1組合とした。その横須賀市の分が1組合となった。 ○委員長 これにて質疑を打ち切り、討論に入る。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これにて討論を打ち切る。  議案第9号平成10年度茅ヶ崎市3市1組合共催川崎競輪事業特別会計予算につき採決をする。  本案を原案のとおり可決すべきものと決するに異議ないか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 異議なしと認める。  よって、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決した。  以上で本日の日程はすべて終了した。  散会する。                 午後2時02分散会...